唾液の働き虫歯予防 船堀 歯科
投稿日:2022年7月13日
カテゴリ:未分類 歯科助手・受付BLOG
こんにちは!ファミリア歯科です^_^
最近暑さが増してきましたね
皆さん熱中症にならない様に水分補給して下さいね!
唾液の働きと虫歯予防についてです
唾液には大きく3つの働きがあります。
①清浄、殺菌、抗菌
唾液は絶えずお口の中を流れて、食べかすやお口の中に生息している細菌を洗い流します。
また、唾液に含まれた免疫物質は粘膜からの細菌感染を防ぐ役割も果たします。
②お口の中を中性に戻す
唾液には飲食で酸性に傾いたお口の中を中性に戻す作用(緩衝能)があります。
虫歯の原因菌であるミュータンス菌は、食べ物に含まれる砂糖や炭水化物を分解して酸を作りますが、唾液にはこれを中和して虫歯の発生を防ぐ効果があります。
③再石灰化
唾液には歯の成分であるカルシウムやリンが含まれています。
お口の中のミュータンス菌が食べかすなどを分解して作り出した酸は、歯の表面のエナメル質を溶かします。このとき唾液があると、唾液中のカルシウムやリンが溶け出した部分を補うように歯の表面に付着して歯を修復します。これが『再石灰化作用』です。
このように唾液には消化吸収を助けるだけでなく、お口や全身の健康を守るための様々な働きがあります。
虫歯の予防にも唾液は大変重要な役割を果たしています。
唾液の減少には加齢以外にも口腔乾燥症や習癖によっても起こることがあります。
お口の渇きを感じる方は一度歯科医院にて検査してみてください。
■ 他の記事を読む■