ドライソケットについて

投稿日:2022年6月1日

カテゴリ:歯科助手・受付BLOG

皆さんこんにちは
最近暑くなってきましたが体調は大丈夫ですか?水分をしっかり取りながら脱水症状には気をつけましょう!

皆さんはドライソケットをご存知ですか?
ドライソケットとは抜歯後十分血が出なかったり、できがけの血の塊が取れてしまうなどして骨に直接刺激があたり、炎症を起こした状態のことを言います。ドライソケットはかなりズキズキ痛みます。

ドライソケットが起きる仕組みについてお話します。
私たちの体は外傷ができると出血します。その血が固まってかさぶたになり、患部を覆って治っていきます。抜歯の際も抜歯した穴に血が溜まって血餅というゼリー状の塊となり、外部からの刺激や細菌の侵入から露出した骨を守ります。やがて傷口の穴は自然に塞がって治ります。

出血量が少なすぎたり、できかけのかさぶたが取れてしまうと、刺激は骨に伝わります。この刺激で抜歯したところが炎症を起こすと大変痛みます。この状態がドライソケットです。
2~5%の確率で起こる偶発症で、治るまで2~3週間かかります。

抜歯後、頻繁にうがいをしたり指や舌で触るのは止めましょう!!これらはドライソケットになる原因の1つです。しばらくの間、傷口はそっとしておきましょう!

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