TCHについて 船堀 歯科
投稿日:2022年4月30日
カテゴリ:歯科衛生士BLOG
みなさん、こんにちは!
ファミリア歯科です。
みなさんは何も意識していないときに、上の歯と下の歯は当たっていますか?
今日はTCHについてお話したいと思います。
TCHとは、”Tooth Contacting Habit”(歯列接触癖)の略で、上下の歯を”持続的に” 接触させる癖のことです。
TCHがあると顎関節症や歯及び歯周組織の病気(知覚過敏、歯の破折、歯周病など)につながる可能性があります。TCHは年を取ると自覚症状が出てくる事が多く、若いうちからTCHがあるかどうか気づくことが重要です。
TCHを止める最も効果的な方法は、唇を閉じて歯を離す事を意識することです。唇を閉じて、上下の歯を離し、顔の筋肉の力を抜くことを意識的に努力して、1日に何度も練習して下さい。 また付箋に「上下の歯を合わせない」などと書いてパソコンやテレビの隅に目印として貼っておき、それを見たら上下の歯を離すよう思い出すようにするのも効果的です。
みなさんも普段何気なく噛み締めていることはありませんか?普段の生活の中で少し意識してみてください。
■ 他の記事を読む■