歯垢と歯石の違いとは 船堀 歯科

投稿日:2020年12月25日

カテゴリ:歯科助手・受付BLOG

みなさんこんにちは!ファミリア歯科です。
今日は歯垢と歯石の違いについてお話しします。

【歯垢とは】
歯垢は別名プラークとも呼ばれています。
歯の表面を爪でひっかいたりすると、白くてヌルヌルとした粘り気のあるものがとれます。これが「歯垢」です。
歯垢は口の中にいる細菌が唾液の中の糖タンパクと結びつきつくられた「細菌の集合体」です。
1mgには約1億~10億個もの細菌がいるとも言われ、
食後4~8時間ほどで形成されます。
歯垢は放っておくと菌の作った酸が歯の表面のエナメル質を溶かしてむし歯を発生させてしまうことがあります。
この歯垢は水に溶けにくく、歯にしっかりと付着しているため、うがいをしただけでは落ちません。
歯ブラシや歯間ブラシ、フロスで落とすことができます。

【歯石とは】
歯石とは歯垢が硬くなったもののことで、歯みがきで磨き残した歯垢はおよそ2日間ほどで歯石へと変わります。
歯石はその名前の通り石のように硬いため、歯みがきがしにくい「歯と歯ぐきの境目」や「歯と歯の間」にできやすく、また歯石の表面はデコボコしているため、そこにさらに歯垢が付いて歯周病の原因となってしまうこともあります。
一旦歯に付いてしまうと歯ブラシでは取れず、歯科医院で取り除いてもらわなければなりません。

歯垢と歯石がつかないようにするためには、正しいブラッシング方法を身につけておく必要があります。
当院では歯磨き指導、磨き残しのチェック、歯石除去を含めたお口の中のクリーニング、定期的な検診などを行っています。
気軽にご相談下さい!

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