フッ素と虫歯予防 船堀 歯科
投稿日:2020年9月5日
カテゴリ:歯科助手・受付BLOG
こんにちは。
今日はフッ素についてのお話です。
フッ素には虫歯を予防する3つのはたらきがあります。
1.歯質の強化
歯はフッ素を取り込むと、酸に強いフルオロアパタイトという結晶に変化します。
2.脱灰の抑制と再石灰化の促進
フッ素が口の中にあると、歯の成分のリンやカルシウムが溶け出す作用(脱灰)が抑えられ、
溶け出したリンやカルシウムが歯の表面にもどる作用(再石灰化)が早く進みます。
3.虫歯菌の活動性を抑制
フッ素は、虫歯菌が酸やネバネバした物質を作り出す力を弱めます。
また、細菌の生育そのものも抑えます。
食事の後のお口の中は
1.飲食すると、口の中は酸性になり、歯のエナメル質からカルシウムとリンが溶け始めます。
2.食後30分ぐらいで唾液の働きで、口のなかは中性に戻ります。
3.溶け出したカルシウムやリンが歯の表面に取り込まれて結晶化します。
口の中では脱灰と再石灰化が常に行われています。
2つのバランスが取れていれば虫歯は発生しません。
予防に効果的なフッ素の使い方は
・フッ素入りの歯磨き剤を使う
・フッ素洗口(フッ素水でブクブクうがい)
・フッ素塗布(歯科医院でフッ素を塗ります)
ファミリア歯科では高濃度のフッ素が入った歯磨き剤やフッ素洗口液など、
虫歯の予防に効果的な商品を販売しております。
ぜひ店頭でご覧下さい。
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