ブラキシズムについて 船堀 歯科
投稿日:2020年6月11日
カテゴリ:ドクターズBLOG
皆さんこんばんは。
本日はブラキシズムについてお話をします。
ブラキシズムは睡眠時、覚醒時を問わず非機能的に咀嚼筋活動が行われ、上下の歯が動的、静的に接触するような顎運動による口腔習癖です。
いわゆる無意識のうちに噛みしめ癖がある方です。
口腔内の特徴としては顎関節の疼痛、開口制限、歯の咬耗、歯根破折、骨隆起などです。
治療としてはマウスピースの使用が多いです。
しかしマウスピースの効果はブラキシズムの減少や止めることではなく、個々の歯を保護する、歯列上に生じる咬合力の分布や顎関節に生じる力のコントロールをする事です。
小児の歯ぎしりでは、子供は生活環境の変化がストレスになり原因はストレスによるものが多いと考えられます。
小児に対してはマウスピースは咬合も含めて発育期にあることから適応とは考えられません。
子供が何かしらストレスを感じていないか注意して観察してみてください。
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