花粉症とお口の関係 船堀 歯科
投稿日:2020年2月2日
カテゴリ:歯科助手・受付BLOG
皆さん、こんにちは。
先日は春のような陽気の日もありましたが、これから少しずつ暖かくなってくるのは楽しみですね。
けれど、この時期になってくると花粉症に悩まされる方も多いと思います。
私もその一人で、数年前から仲間入りしてしまったことを認めました。
歯科と花粉症はあまり関係なさそうに思えますが、実は歯周病と関わりがあります。
花粉症の症状でよくある「鼻づまり」。
鼻がつまると鼻で呼吸がしづらいので、口で呼吸をするようになります。
そうすると、お口の中が乾いてしまい、本来唾液が持つ自浄作用や殺菌作用などが発揮されなくなってしまいます。
このような状態が続くと、お口の細菌が繁殖しやすくなり、虫歯や歯周病のリスクがぐんと上がってしまいます。
また、口臭もひどくなりますので、エチケットの上でも注意が必要になってきます。
また、花粉症の症状を和らげるための薬の副作用で「口が乾く」ということがあります。
実際に薬の副作用によってドライマウスを引き起こし、虫歯や歯周病のリスクが高まったり、
口の中の痛みや味覚障害などを起こしやすくなることは珍しくありません。
花粉症でなくても口呼吸は、
○風邪・インフルエンザなどの感染症にかかりやすくなる
○歯並びや骨格の形成に影響する
といったリスクがあります。
なので、ご自身やお子様が口呼吸になっていないかぜひ確認してみてください。
口呼吸を長引かせないように早めに歯科、あるいは耳鼻科で相談してみることをおすすめします。
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