妊娠性歯周炎 船堀 歯科
投稿日:2019年9月15日
カテゴリ:歯科助手・受付BLOG
皆さんこんにちは!
だんだん涼しくなってきましたね ♪
さっそくですが、皆さんは〝妊娠性歯周炎〟をご存知ですか?
今回は妊娠と歯周病の関係についてお話していきたいと思います。
妊娠中は、酸性食品の摂りすぎやダラダラ食いなどで食生活が乱れやすく、
くわえて自分自身のことがおろそかになり口腔ケアが不十分になります。
また、妊娠でホルモンが変化し、女性ホルモンを好む歯周病細菌が活性化します。
妊娠中はお口の中の環境が悪化して、虫歯や歯周病になりやすい状態なのです。
特に歯周病は悪化しやすく、歯肉がぷっくりと腫れて出血しやすい状態になります(妊娠性歯周炎)。
妊娠がわかったら、普段よりもお口のケアに注意してください。
〜歯周病菌が4.5倍〜
低体重児を産んだ妊婦は、正常妊婦・正期産の人に比べ歯周病金が約4.5倍
〜早産の確率が7.5倍〜
歯周病の妊婦はそうでない妊婦に比べ、早産や流産になる確率が7.5倍
になるという結果が出ています。
歯周病患部の毒素や炎症を引き起こす物質は、血液中に入って全身に運ばれ、
胎盤に刺激を与えて胎児の成長に影響を与えます。
また、子宮収縮を促して早産につながると考えられています。
皆さんも妊娠がわかったら、おなかの大切な赤ちゃんのためにも、お口の中のケアにはくれぐれもご注意くださいね ♪
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