定期検診はなぜいくのか?    船堀    歯科

投稿日:2019年8月30日

カテゴリ:ドクターズBLOG

「歳をとったら歯はなくなっても当たり前」そう思われてはいませんか? 
実はこの認識、予防意識について後れをとっている日本特有のものだといえます。
スウェーデンを初めとする歯科先進国では、予防のために定期健診に通う習慣が根づいているため、
「歳をとる=歯を失う」という認識はないのです。

日本でも、近年ようやく予防歯科の機運が高まってきました。
そして国や地方自治体でも法や条例などの整備を進め、予防歯科の考え方を周知しています。
その結果、歯科医院でも予防歯科に力を入れるところが増え、それに伴い受診する方も増えているのです。

老後に後悔していることについて行われたある調査によると、
なんとその第1位が「歯科の定期健診を受けていればよかった」というものでした。
日本では年齢を重ねて歯を失う人が多く、それによって食べたいものが食べられなくなったり、
また全身の健康にまで悪影響を及ぼしたりと、老後の生活にさまざまな影を落としていることがわかります。

年齢を重ねても自分の歯で何でも食べられる幸せは、とても大きなものです。
後悔しないために、定期健診に通い始めませんか?

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