コミュニケーションを見直してストレスマネジメント 船堀 歯科
投稿日:2019年2月1日
カテゴリ:ドクターズBLOG
この地球には、大自然の中に人間が大きな社会を作り生活しています。
その生活は人間を含む沢山の生物が会話をすることで社会が成り立っています。
最近社会に出て、職場や、コミュニティで人間関係に悩む若い人が増えている様に思います。
人間関係の悩みは、心に負担をかけ、知らず知らずのうちに心を持つ大元であるからだをも蝕んでいきます。
そんな社会で働く若い世代に、少しでも心が軽くなる方法をご紹介したいと思います。
先日、あるお勉強会に出席しました。少人数の会で講師の先生も高齢の女性。
なんでも経験なさって、人生における臨床歴は、20.30代の持つ世代の悩みなどお手の物の先生でした。
その先生が紹介されたケースをご紹介しようと思います。
「会社やビジネスの場で、相手を不快にさせず、自分の意見をいう方法とは?」
まだ若くしてキャリアもない場合、自分の意見をきちんと聞いてもらうには、あらかじめ、「手続き」を踏んでおかなくてはなりません。
特に日本では、女性がこの手続きを踏んでおかないと、「この女性強いな、、」「女性のくせに生意気だな」と反感を持たれかねないのです。
さてその手続きとはどんなものでしょうか?
それは、まず、こちらが、相手の意見を丁寧に聞く
自分の意見を言う前に、その意見がとても素晴らしいものであるとはっきり伝えることです。
このとき、相手の意見に反対があっても評価する言葉を口にするのが重要なポイントです。
上司によっては、相手に反対意見をのべられると、「なんでわからないんだ、」と相手の意見を聞く余裕がなくなってしまいます。
そんな風に相手の心を頑な(かたくな)にしてしまっては、受け入れられる見込みはなくなってしまうでしょう。
ですから、面倒でも相手の意見を褒めるという気遣いが必要なのです。
ですが、ほめるだけでは、もうひと押し、、、
「その企画は、今後どのように進めていけばよいとお考えですか?」などと質問し相手の話に興味をもっていることを示しましょう。
相手の話をきくことで、本当にそのアイディアが素晴らしい事が判明するかもしれません。
その時は潔くそれを受け入れ、企画の中で、自分がどのように力を発揮できるか、素早く方向転換すべきでしょう。
もし、相手の考えがまとまっていなかった場合。君ならどうする?と逆に意見を求められるかもしれません。
そうすれば、チャンスです!
「つたない意見で恐縮ですが、こういう方法もあると思うので、聞いていただけますか?」
と断ってから意見を述べるようにします。
ただし、 自分の意見をプレゼンするのですから、どんな質問が飛んできても、きっちりと答えられるよう事前によく考えを練っておく必要があります。
立場を超えて主張する時は、そのくらい周到に準備を整え何があっても受け答えできるだけの気構えを持つ事が重要ですね。
このちょっとした手続きが縦とのコミュニケーションを上手に上手に取る事になり、
自分のためだけでなく、同僚に対しても、会社に対しても重要な気遣いになるのです。
組織が小さかったりすると、ファミリー感が出て、このような細かな手続きが飛ばしがちです。
是非、一度ご自身の職場、そと社会での、コミュニケーションのスタンスを見直してみてはいかがでしょうか?
今回のお話は、いわゆる「歯科」とは全く関係のないお話ですが、「健康」になるための一つの材料としてお話させていただきました。
お仕事が忙しくて、なかなか歯科を受診できない。治療が進まない。定期的な管理ができない。といったご相談をよくお受けします。
沢山の方が健康になっていただけるよう。こういった人との会話でのストレスを減らせるきっかけになればとご紹介させていただきました。
現在インフルエンザが大流行中です。
皆様、どうぞお気をつけてお過ごしになってくださいね。
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