赤く染めて歯ブラシをする価値     船堀   歯科

投稿日:2018年11月8日

カテゴリ:歯科衛生士BLOG

こんにちは。
いつもブログを読んでくださりありがとうございます。

今回は、当院でも行なっている、赤く染めだしをして行う歯磨きチェックの意味についてお話しいたします。

なぜ赤く染めるのかご存知でしょうか?
染めないと分からない?

そう、分からないのです、なかなか。

ご自身の目で見て歯ぐきの境目に白っぽい・クリーム色がかった粘っこいものが見えたら、それはよほどの量と思っていただけたら。

デンタルプラーク、バイオフィルムとも最近言いますが、これは細菌の塊です。

虫歯菌、歯周病菌を主としたたくさんの菌の塊です。

それがどこについているか、つきやすいのか、知っていただくためのツールです。

歯磨きを軽んじてしまいがちですか?

それは、どうぞ口の中悪くなっても仕方ないよねと諦めてしまっている状況です、残念ながら。

口の中に悪影響を及ぼす菌の付着を減らすことが、1番の治療であり、予防です!
それは、薬とかで取れるものではございません。

機械的清掃と言いまして、歯ブラシでこすって落とす。
それが大原則なのです。

磨けているところを見るさらに必至に磨いても、実は意味はなく…
磨けていないところが、虫歯や歯周病のリスク(放置しているとなりやすくなる所)とご理解ください。

だから、磨けていないところを知る必要があるのです。
そこに手をかけ時間をかけていかなければならないのです。

それを知るために、赤く染めていきます。

ご自宅でも可能です。

当院でも販売しております。
是非週に一回染めだしされてみてください。

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