噛むことの効果
投稿日:2015年2月6日
カテゴリ:ドクターズBLOG
日本人が歯周病にかかっている割合は、特に40代になると急増します。
45歳以上では58%が進行した歯周病と診断されると言われています。
しかし、未開拓の地に住む人々は、私達が使うような歯ブラシも歯磨き粉も、フロスも洗口液(デンタルリンス)もないのに、年齢の割にむし歯や歯周病が少ないと言われています。
この違いの理由は、噛むこと。
しっかり噛んで食べることが、口腔内の衛生と健康維持にとても関連するのです。
噛むことで反射的に分泌される唾液には、口の中を浄化する働きがあります。
硬いものや筋ばったものを食べると、それだけ自然と噛む回数が増えるわけですから、あまり噛まなくて済む軟らかいものばかり食べるのは、見なおす必要があります。
ということで、楽しく正しい食生活を心がけることが、口の中、そして体と心の健康への第一歩となるでしょう。
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