お子様の仕上げ磨き 船堀 歯科
投稿日:2021年8月18日
カテゴリ:ドクターズBLOG
皆さん、こんにちは!
ファミリア歯科です!
今回は、お子さんの歯ブラシの仕上げ磨きについて、お話したいと思います。
よく、お子さんの検診時に、お母様、お父様から、「何歳まで、仕上げ磨きが必要ですか?」
…という御質問を頂きます。よく、私は、
「小学6年生までは、仕上げ磨きをして頂きたい。」
…とお答えしております。
「え⁈小学6年生って、12歳ですよね!そんな歳になっても、やらなくちゃいけないの⁈」
…とよく、驚かれます。
何故に、そのような高学年まで仕上げをしなくてはならないのか…?
それは、、、子供の歯から、大人の歯に生え変わるのが、おおよそ、その時期だからです‼︎
全ての歯が大人の歯に生え変わり、上下左右合わせて28本の大人の歯が生え変わるのが、12歳から14歳。
…ということは…
乳歯と永久歯が、混在し、
①歯の高さや位置がバラバラ
②歯茎の形も凸凹
③歯の上に中途半端に被る歯肉
が多発します。①②③の状態で歯磨きするのって、子供の手先では、まだ難しいのです。
大人と比べて、子供達の手先、手首は、まだ動きが発達していません。頑張って磨いてもどうしても磨き残しが出てくるのです。むしろ、出て当たり前なんです。
平仮名や、カタカナ、漢字、習いたてで、頑張って練習していた、小学生の字と、中学生になって以降の字、違いますよね?歪な字だったのが、成長と共に整った字を書けるようになりますよね?
歯磨きも同じです。歯ブラシを凸凹した歯並びや、歯茎に、上手く合わせて動かしたり、優しい力で細かく歯ブラシを動かす…とっても難しいんです!
だからこそ、保護者の皆様の御協力が必要なんです!
勿論、お子様御自身に磨いて貰うのは必須です。
その後、採点をして上げて欲しいのです!
それが、「仕上げ磨き」です。
「ここが磨けてないよ、歯ブラシをこうやって当ててみようね」
「ここは上手に磨けるようになったね!」
家族で協力して、100点満点にしてあげましょう!その努力の結果、大人になってから、お子様御自身で100点を採れるようになるのです。
保護者の皆様、忙しいですよね、、、
お仕事、ご飯の支度、洗濯、お掃除、お風呂に、宿題のチェック…分かります…
しかし、心を鬼にして、私は言わせて頂きたい‼︎
小学生の間は、仕上げ磨き、してあげて下さい!
それでは皆様、まだまだ暑い日が続きます。
コロナ禍も未だ収束は、程遠いですが、お身体、御自愛下さいませ。
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