インフルエンザとお口の関係
投稿日:2015年2月20日
カテゴリ:歯科衛生士BLOG
ブログを御覧頂いている皆様こんにちは。
花粉シーズンに突入したようですが、まだまだ風邪で苦しんでおられる方もいらっしゃるかと思います。
お口のケアとインフルエンザ
この2つには深い関わりがあると言われています。
お口の中にはインフルエンザウィルスが侵入しやすい環境を作る細菌が存在します。
介護を必要とされる高齢者の方々を2つのグループに分けて、歯科衛生士がお口のケアをしたグループとそうでないグループに分けて比較したところ、前者のお口のケアをしたグループのインフルエンザの発症率はケアをしなかったグループの約10分の一に抑えられたというデータがあります。
また、唾液は口の中やのどにウィルスが付着するのを防ぎます。
口の中が乾燥している人は、そうでない人に比べてインフルエンザに約2倍かかりやすいという調査結果も出ています。
これは、プラークコントロール(歯の表面に付く歯垢を歯ブラシや歯間ブラシ、フロス等を用いて落として量を減らす事)が良い状態で、唾液によって口の中が潤っていればインフルエンザの予防が期待できるという事をしめしています。
このほかにもお口のケアと全身の健康はとても関係が深いのです。
これについてはまた次回に…=
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